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サッカー場

一般の住宅地や空き地にできた小さな公園を歩いていると、小さな子どもたちが、裸足でサッカー(FUTEBOL)のボールを蹴っている姿をよく見かける。
ブラジル人はそれぞれ応援しているサッカーチームがある。
夫婦、親子だからといって必ずしも同じチームを応援しているとは限らない。
以前に父親がアトレチコ、息子がクルゼイロを応援している家に招待され、昼食の後サッカーを見にいった。
私がいるということもあり、1台の車で一緒にサッカー場に行く。
サッカー場に着くと、それぞれのチームの応援席が完全に分かれているので、当然親子が別れて観戦ということになる。
興奮した観客がなだれ込まないように観客席とグラウンドの間には堀が設けられている。
ゴールしそうになったときの応援のすごさたるや、相手チームへの罵声、日本では公の場で口にできないような言葉の応酬である。
応援はまさに相手チームとのけなしあいなのである。
サルバドールだったか、かって応援席が落ちたことがあったが、応援チームがゴールすれば観衆が総立ちになり、大声をあげる。
そんなときは、本当に床が抜けても仕方ないと思われ、不安になる。
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株式会社文芸社発行・桑嶋周次さん著【VIVA O BRASIL アミーゴからの贈り物】より抜粋

桑嶋さんプロフィール

1950年香川県生まれ。 新日本製鐵株式会社で海外技術協力業務に従事。 渡航した国は約30か国に及ぶ。 特にブラジルには26回超と、ブラジル通を自負する。 2010年に同社を退職し、趣味のテニス、園芸、茶の湯(表千家)、英語・ポルトガル語学習や、 ボランティア活動に忙しい毎日を送る。 君津市国際交流協会役員、太陽の友達の会会員、大江戸骨董市ガイドなどを務める。

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