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ブラジルは人種の坩堝

現在はごくわずかとなった原住民であるインジィオ(ブラジルが発見されたときはインドだと思われていたらしく、このように呼ばれることになった)に加え、
ヨーロッパ・アフリカ・アジア民族が混在し、肌の色で言えば、黒人・白人・黄色人・混血のモレナ(MORENA)と呼ばれる人々など、
まさにブラジルは人種の坩堝である。
奴隷制度の時代はいざ知らず、ありがたいことに現在は人種差別は少ない。
日本人である私も、誰とでも対等に話しをすることができるし、家族付き合いをしてくれる友人もたくさんできた。
先人移民の皆さんのご苦労のお陰で、日本人といえば勤勉で信頼のおける尊敬すべき人たちだと思われ、歓迎される。
私がこの信頼に値するかどうかは疑問であるが、日本人であることを素直に喜びたい。
“あなたは日本以外でどこの国が一番好きか”と尋ねられたら、私は即座に”ブラジル”と答える。
その理由は、豊富な種類の食べ物があること、何よりもまして、ブラジル人特有の明るさで我々を歓迎してくれることにある。
これでポルトガル語がもう少ししゃべれればどんなに楽しいことだろうと勉強を始めたが、
こちらのほうはまだまだ、前途多難である。
-----    株式会社文芸社発行・桑嶋周次さん著【VIVA O BRASIL アミーゴからの贈り物】より抜粋
桑嶋さんプロフィール
1950年香川県生まれ。 新日本製鐵株式会社で海外技術協力業務に従事。 渡航した国は約30か国に及ぶ。 特にブラジルには26回超と、ブラジル通を自負する。 2010年に同社を退職し、趣味のテニス、園芸、茶の湯(表千家)、英語・ポルトガル語学習や、 ボランティア活動に忙しい毎日を送る。 君津市国際交流協会役員、太陽の友達の会会員、大江戸骨董市ガイドなどを務める。

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