最高の褒め言葉

同じアメリカ大陸でも、何か言うとすぐに”セクハラ”と非難される北アメリカと違って、ブラジルでは逆に、女性に向かって何も言わないことが失礼になる。
”今日はすごくエレガントだ””とても素敵な洋服だ”などと言うと、素直に”ありがとう”と言って喜んでくれる。
ブラジルには、女性を褒める言葉(形容詞)がたくさんある。
ボニータ(BONITA)、リンダ(LINDA)、シンパチカ(SIMPATICA)などは、その代表的なものである。
しかし、ぜひ覚えていただきたい最高のほめ言葉が、ガッチィーニャ(GATINHA)である。
”子猫のような可愛娘ちゃん”という意味であろう。
私はこの言葉を使って、早速レストランの若いウェイトレスに”ガッチィーニャ”と呼びかけてみた。
すると効果は抜群であった。にこやかな笑顔で、サービスが変わってくる。
ただし、明らかに年配の人に向かっては言わないことである。イヤミになってしまう。
また、同じ褒め言葉でも強調した言い方としてLINDA LINDAのように形容詞を2回繰り返す、
LINDA DE MORRER(死ぬほどきれい)のように強調する言葉を使う、
あるいはLINDISSIMA(リンジッシマ)といった絶対最上級を使う方法がある。
中でも上品な言い方は、絶対最上級を用いるもののようである。
これらの言葉が自然に使えれば、ブラジル人に一歩近づいたと言える。
-----    株式会社文芸社発行・桑嶋周次さん著【VIVA O BRASIL アミーゴからの贈り物】より抜粋
桑嶋さんプロフィール
1950年香川県生まれ。 新日本製鐵株式会社で海外技術協力業務に従事。 渡航した国は約30か国に及ぶ。 特にブラジルには26回超と、ブラジル通を自負する。 2010年に同社を退職し、趣味のテニス、園芸、茶の湯(表千家)、英語・ポルトガル語学習や、 ボランティア活動に忙しい毎日を送る。 君津市国際交流協会役員、太陽の友達の会会員、大江戸骨董市ガイドなどを務める。

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